
2014年09月20日
庶民はおこぼれが嬉しいんだ
よく見るティーダブログで泉崎にある(首里にも支店出したって聞いた)神戸カツ丼 一どんが取り上げられていた。
神戸・・・・
私の生まれ育った西宮から神戸、大阪には電車で15分。
親父の職場と学校が神戸なのでおいら神戸んちゅと言っても怒られないだろうと思う。
(神奈川県民が安易に横浜出身というとディスられるのと同じで、安易に神戸出身というのは気を使う)
神戸の繁華街は三宮という駅周辺が1番賑やかで駅のすぐ北側は六甲山、南側は神戸港と海と山に恵まれているが比較的平地の少ないところです。
我々はその地理から北ことを上、南のことを下って言ってしまいます。
阪急とJR三宮のすぐ下(南側)に東西に長い、さんプラザとセンタープラザというテナントビルが有ります。

実際はさんプラザ、センタープラザ、センタープラザ西館という3つのテナントビルを繋いだ構造ですが、センタープラザ西館はちょっと閑散としていて地下はこの建物を建設する際に代替地とて割り当てられたのか八百屋や魚屋、漬物屋などが軒を連ねる市場になっています。
ここの一角に常に行列が出来るリーズナブルでボリューム満点のカウンターで5席程の店がカツ丼 吉兵衛さんで、私が10代で食べた記憶があるので30年やそこらは営業してるはずです。
ここでカツを揚げ、親子鍋でカツを玉子をとじる口髭の寡黙な大将の仕事っぷりに見惚れ、ガッツリと盛られたカツ丼を食べるのが好きで好きで堪らなかったなぁ。
作っているのを見ると出汁を親子鍋に貼り、揚げたてのカツを切り分けて入れる、すると丸い親子鍋に横長のロースカツを入れると上下に隙間が出来る、ここにすき間埋め用のカツを2切れ切り分けて充実させてくれる。
冷酒を頼むと下にお皿や升を置いてこぼしてくれる「ほら、貧乏人におこぼれくれてやるわ!」と思ってても良い、この吉兵衛のおこぼれ2切れが大好きで通っていました。

阪神大震災のときはさんプラザ、センタープラザも壊滅状態でしたが、建物は頑丈だったのか建て替えせずに徐々にお店も営業を始めるようになりました。
しかし、かなり経っても吉兵衛の営業はありませんでしたがとうとう、今までの4、5倍の規模で営業が再開された時の嬉しさは半端無かったです。
お店が広くなっても昼過ぎまで行列が出来て、手際の良い寡黙な口髭の大将は「お腹いっぱいになれよ」と気持ちを込めておこぼれの2切れを親子鍋に詰め込んでました。
久しぶりにググったら支店も次々に出来ているようで同じ気持ちで美味いカツ丼を提供してくれたら良いなぁって思いました。
で沖縄の神戸のカツ丼はそれはそれは貧相なものでがっかりして2度と行ってません。
まぁ、あの店が言う神戸カツ丼が吉兵衛さんふーじーかは僕の独断ですが・・・
神戸・・・・
私の生まれ育った西宮から神戸、大阪には電車で15分。
親父の職場と学校が神戸なのでおいら神戸んちゅと言っても怒られないだろうと思う。
(神奈川県民が安易に横浜出身というとディスられるのと同じで、安易に神戸出身というのは気を使う)
神戸の繁華街は三宮という駅周辺が1番賑やかで駅のすぐ北側は六甲山、南側は神戸港と海と山に恵まれているが比較的平地の少ないところです。
我々はその地理から北ことを上、南のことを下って言ってしまいます。
阪急とJR三宮のすぐ下(南側)に東西に長い、さんプラザとセンタープラザというテナントビルが有ります。

実際はさんプラザ、センタープラザ、センタープラザ西館という3つのテナントビルを繋いだ構造ですが、センタープラザ西館はちょっと閑散としていて地下はこの建物を建設する際に代替地とて割り当てられたのか八百屋や魚屋、漬物屋などが軒を連ねる市場になっています。
ここの一角に常に行列が出来るリーズナブルでボリューム満点のカウンターで5席程の店がカツ丼 吉兵衛さんで、私が10代で食べた記憶があるので30年やそこらは営業してるはずです。
ここでカツを揚げ、親子鍋でカツを玉子をとじる口髭の寡黙な大将の仕事っぷりに見惚れ、ガッツリと盛られたカツ丼を食べるのが好きで好きで堪らなかったなぁ。
作っているのを見ると出汁を親子鍋に貼り、揚げたてのカツを切り分けて入れる、すると丸い親子鍋に横長のロースカツを入れると上下に隙間が出来る、ここにすき間埋め用のカツを2切れ切り分けて充実させてくれる。
冷酒を頼むと下にお皿や升を置いてこぼしてくれる「ほら、貧乏人におこぼれくれてやるわ!」と思ってても良い、この吉兵衛のおこぼれ2切れが大好きで通っていました。

阪神大震災のときはさんプラザ、センタープラザも壊滅状態でしたが、建物は頑丈だったのか建て替えせずに徐々にお店も営業を始めるようになりました。
しかし、かなり経っても吉兵衛の営業はありませんでしたがとうとう、今までの4、5倍の規模で営業が再開された時の嬉しさは半端無かったです。
お店が広くなっても昼過ぎまで行列が出来て、手際の良い寡黙な口髭の大将は「お腹いっぱいになれよ」と気持ちを込めておこぼれの2切れを親子鍋に詰め込んでました。
久しぶりにググったら支店も次々に出来ているようで同じ気持ちで美味いカツ丼を提供してくれたら良いなぁって思いました。
で沖縄の神戸のカツ丼はそれはそれは貧相なものでがっかりして2度と行ってません。
まぁ、あの店が言う神戸カツ丼が吉兵衛さんふーじーかは僕の独断ですが・・・
Posted by Kou at 12:33│Comments(0)