
2010年12月16日
ノルウェーの森

ノルウェーの森が映画化されてビートルズのノルウェーの森もCMで頻繁に流れています。
この曲をおいらは小学生の時に結構大きなホールでエレクトーンで弾いた事がありました。
幼稚園の時に気が付くと廻りの友達が皆、習い事をしているのに気付いて始めたエレクトーン。
止める事もなく小学生に入っても続けていました。
低学年の時に何か大会の予選があったみたいで、よく判らずに「モア」というとても美しい映画曲のスローナンバーを、今で言うとマイブーム!?
要は何とかの一つ覚えで“ブンチャカブンチャカ”というアップテンポで弾いたところ審査員の評価が良かったらしく上位の地区大会に進んだようでした。
すると途端に廻りの大人の目の色が変わってきました。
その大会の選曲ということで聞き込みが始まりました。
今まで弾いていた曲の中で作曲の所が“レノン&マッカートニー”ってなっている曲が好きと先生に言ったところ、エレクトーン教師の検定試験用の難易度の高いビートルズ編の楽譜が用意されました。
そして大会用に選曲されたのは、ジャズフィーリングに溢れた、8分の6拍子の「ノルウェーの森」でした。
これが目茶苦茶難しい訳で、先生の検定試験用の曲なので並の小学生が弾ける訳がないです。
元々腕前が有るわけでなく、奇をてらったアレンジがたまたまウケて選ばれたので急に腕を求められても無理なんです。
当然上手く弾けません。
すると目の色が変わった大人は許しません。
『一日この曲を一時間練習しなさい!!』と
音楽ながら音を楽しめない苦痛な日々が続きました。
結果目的の大会はかなり大きなホールで演奏でしたが、小学生ながらオリジナルを披露する子や、驚く程上手に演奏する子が次々演奏します。
私はオリジナリティーも無く、腕も無いので当然勝ち上がりませんでした。
こんな嫌な思いをしてもこの「ノルウェーの森」は大好きです。
何故って、それ以上にビートルズが最高だからです。
Posted by Kou at 23:22│Comments(0)