トラウマ・オウンゴール
そういえば小学校の頃、日曜に学校のサッカー教室に通っていました。
小学生がサッカーをするとボールに皆が群がってラグビーで言うモール状態、密集状態になります。
その密集が右に行ったり、左に行ったりして全く別の競技になっていました。
小学校5、6年になると体格が良かったのでゴールキーパーをやらせて貰っていました。
今でも覚えているのは市民競技場で他校と試合した時、同級生の東條くんに絶妙のループシュートでオウンゴール、いわゆる自殺点を取られ事です。
東條くんは色黒でおじん臭かったので東ジーと呼ばれていたボンヤリした子でした。
ペナルティーエリアでフリーになった東條くんが何気無く蹴った球が目の前からフッと消えて・・・・・
後ろからパスッと渇いた音、サッカーボールがネットを擦る音が聞こえました。
忘れられない光景で、今でもスローモーションで浮かびます。
残念ながら自分が入れられたシュートの中で、1番技ありのシュートでした。
ワールドカップを見てると久しぶりに思い出して笑えてしまいました。