プライマル〜源流〜

Kou

2008年09月11日 16:12

今でもたまに歌うけど10年程前からとても好きな曲があります。


オリジナルラブの‘プライマル’と言う曲です。



このオリジナルラブって和製スタイルカウンシル(イギリスのバンド、ソウル、ジャズなど様々なテイストを融合したスタイルは当時‘おしゃれなサウンド’として本国イギリスより日本での人気が絶大だった)みたいで良いセンスっぽいと気にはなってましたがこの切ない曲(敢えてバラードとは言わない、3っノリじゃないから)に心を打ち抜かれました。



無駄なコトバ廃除した無垢な思いが感じられる素敵な歌詞を、さりげの無いけど実は凝ったコードにここというところでファルセットに抜けるという高度なボーカルテクニック使っていながら、気持ちが伝わる歌で感動しました。


こんな歌が歌えたらと、当時カラオケボックスに行って繰り返し歌っていました。


あるときにこの曲が当時上映中のテレビ連続ドラマの主題歌であるという事を知りましたが、当時は休みも勤務時間も不規則な仕事だったので決まった時間にテレビの前に座る事も出来ず、途中からになるのでビデオに録画してまで見る気にもならずにそのままにしていました。


それからしばらくたち仕事を終えて自宅に帰り何気にテレビをつけると、大沢たかおが愛犬に別れを告げて海に身を投げようとしているシーンが写し出されました、それを鈴木京香が追い掛けて止めようとします。

大沢たかおが演じる主人公はちょっと様子が変です。
「もう、居なくなってしまいたい」と切望します。

鈴木京香演じる女性が彼を取り返しがつかない程に傷つけたのでしょうか、私も連れて行ってと手を取り合ったまま海に身を投げます。

この2人は釣り合いがとれない様に描かれている・・・

ここに劇的にオリジナルラブの‘プライマル’が流れて来ました。



コノドラマダッタノカ・・・



偶然に最終話のラストシーンを見れてしまった様で、どうしてこんな結末を向かえるのだろうか激しく知りたいと思いながらあれから10年は経ちます。